漁港
活気あふれる魚市場も良いのですが、こういうところも落ち着きます。
日没の生け簀にて。
浮標の付いた網がこぼれそう。 あらら、こぼれた。
東浜の海水浴場を横断して腰越漁港へ。 堤防沿いを歩いていくと、年季の入った道具が転がっていて興味深いです。
久しぶりの江ノ島。 あいにくの雲で日の出は見えず……。 ヨットハーバーの空がかろうじて赤味を帯びています。 ところでこの時期は、富士山がきれいに見えるんですね。 しばらく砂浜を歩いて明るくなるのを待ちます。 すると来ました、優しい朝日に染まる雪の…
マグロの低温卸売市場の外の様子。 トラックの荷台から冷凍マグロを下ろしているところです。 この直後、フォークリフトのおじちゃんがぐわぁーと近づいてきまして。 「もっと近くで撮んなよ」と気さくに声をかけてくれました。 腰抜けそうでしたが嬉しかっ…
みさき魚市場の様子。 次から次へと急速冷凍されたマグロが運び込まれ、取引されていきます。 尾っぽの輪切りの断面を見て品定めするそうですね。 並べ方にも意味があって、例えば脂の乗ったものはこのブロック、みたいに分かれているそうです。 こちらは新…
商店街の入り口ですね。 懐かしくこみ上げるものがあります。 土日は観光客でごった返すのですが、平日はのんびりとしています。 このあたりの路地はクモの巣のように入り組んでいて、裏路地にはたくさんのスナックがあります。(入ったことはないのです。)…
奥に見えるのが城ケ島大橋。 前回の写真もそうですが、私が市内にいるなんて珍しいことです。 これにはれっきとした理由があるのですが、それは追々。 町中も紹介していきたいと思います。
海との距離感が近いです。 この日は波浪警報が出ていて、いつの間にかメガネも潮風に曇っていました。
上から眺めるのもまた楽しかったり。
夕暮れ時になり、水産加工場も片づけを始めていました。 真っ黒に日焼けした男性が器用にフォークリフトをあやつり、大きなコンテナを積み上げていきます。
みさき魚市場を対岸から望んでいます。
ブイには海鵜、マストに鳶。
漁港の桟橋から江の島を望んだところ。 やはり展望台が目を引きますね。
わたしにとって江の島は特別な場所です。 城ケ島も大切な場所です。 それだけでなく、100km以上歩いて見てきた三浦半島はいつも心の中にあります。 今夜を無事過ごせますように。
ヨットハーバーに着くと崖の上に大きな風車が見えてきた。 あそこには宮川公園がある。 三浦半島一周の本編では、あの場所からこちらを見下ろしていた。 前回は道に迷って盗人狩へ行けなかったのである。 misakiblues.hateblo.jp そうそう、前回はあの橋の上…
港に差しかかったところでようやく日陰を発見。 フナムシを蹴散らして岩にへたり込んだ。 とにかく日差しが強い。 朝から歩きっぱなしなので栄養補給をする。 食べたのはコンビニで買ったパンとウィダーインゼリー。 いったん港を回り込まなくては先に進めな…
観音崎海水浴場からはボードウォークを歩いた。 浅瀬の岩場を眺めながら、コツコツと響く足音がリズミカルだ。 走水港に出る。 港の風景を見るのも、この旅最後になるのかもしれない。 100mにも満たないような砂浜を見つけたので休憩にした。 静かな海。 波…
浦賀駅に降り立ったのは朝七時前。 三浦半島一周、第八日目は天候に恵まれた。 今日は目下のゴールである横須賀ヴェルニー公園を目指すつもりだ。 さっそく209号を下り、隙を見て裏路地に入り込んだ。 通勤や散歩の人たちとすれ違う。 もはや城ケ島や雨崎の…
漁師さんが難しい顔をして、港から車へと引き上げてくる。 天日干しをしているのはひじきだと思う。 小屋の中からはかすかに、ラジオの音。 しばらく険しい岩礁を誰にも会うこともなく、ひとり黙々と歩いたからだろうか。 ひとの営みを感じて、なんだかホッ…
三浦半島一周歩き旅、第六日目。 きょうは前回の続き、京急バスの松輪海岸からスタート。 到着は朝八時過ぎになった。 215号の坂道を登り、畑の中を歩いていく。 ふたたび下り坂に差しかかると間口漁港が見えてきた。 港の奥のキャンプ場から海に出られるか…
215号を歩く。 畑の向こうに海原が横たわる。 三浦半島を歩く中で何度も見ることのできる、大好きな景色だ。 遠くに大きな風車が見えた。 吸い寄せられるように陸橋を通り、宮川公園に到着。 近くで見るととても大きい。 若い母親が子どもを遊ばせていた。 …
この交差点を曲がるといったん城ケ島大橋の下を通り、ぐるりと回って橋の入り口につながる。 けっこうな急坂だ。 ただし歩きの場合、橋の下に差し掛かったところから直接、橋上に出る階段があったのでショートカットできた。 有料橋だが徒歩はタダで渡れる。…
大粒の雨がバスを叩く。 窓をぽろぽろ駆けていく。 いったん三崎口の駅まで戻り、傘を買った。 およそ一時間のロスだったが、あのままずぶ濡れになるよりは良いだろう。 今ごろになって合羽の方が良かったかと思い至る。 まあいいでしょう。 この計画性の無…
三戸浜海岸に出たものの、すぐに堤防が行く手を阻む。 この後はいったん海を離れ、小網代の森を通って油壷へ向かう予定だ。 ふたたびキャベツ畑を歩く。 大規模な農地の開発がされているのだろうか。 大きなダンプカーが頻繁に走っている。 日差しが強くて、…
三浦半島一周、三日目。 きょう目指すのは油壷だ。 前回パニックに陥り(長井で迷子 葉山~長井その2)どこまで歩いたのか分からなかったため、撮った写真とストリートビューを照らし合わせてスタート地点を割り出した。 長井港のあたり、藁をもつかむ思い…
佐島漁港を通り過ぎ、そのまま213号を進むとあっという間に山道の雰囲気となる。 途中、山を切り崩していたのだが、地層がバウムクーヘンのように美しい。 この美しい地層が三浦半島を南方に下るにつれて海岸に表れ、わたしは後に、それに魅了されてしまうの…
三浦半島一周、二日目。 どんよりとした空色でスタート。 きょうは京急の三崎口駅を目指す予定だ。 出発地、葉山御用邸に着いたのは七時前。 この時期(三月下旬)の朝はまだまだ寒い。 134号に沿っていくと、じきに長者ヶ崎が見えてきた。 下に降りる道は見…
しゃがみ込んでは時々、打ち上げられた海藻に触った。 さらさら流れる砂に反射して、日差しが心地よい。 波を縫うように犬の散歩をする人、走る人。 歩幅は波のリズムが決めた。 いったん行き止まり、134号に出る。 逗子に抜けるにはトンネルを通らなければ…