歩き旅に行こう

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のんびり散歩の備忘録

ついにゴール、念願のまぐろ丼を食す 剱崎~城ケ島その5

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ヨットハーバーに着くと崖の上に大きな風車が見えてきた。

あそこには宮川公園がある。

三浦半島一周の本編では、あの場所からこちらを見下ろしていた。

 

前回は道に迷って盗人狩へ行けなかったのである。

 

 

misakiblues.hateblo.jp

 

 

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そうそう、前回はあの橋の上を歩いて行ってしまったのだ。

だがそれも楽しかった。

 

 

【前回の旅より】

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いよいよ今回のゴール、城ケ島へ上陸。

なんだか懐かしい感じがする。

白秋の石碑を見に行く道中の、紫陽花はまだ青々としていた。

 

メインストリートを外れて住宅地を歩く。

神社の公園では園児たちが走り回っていた。

 

 

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最後に寄りたい場所があった。

しばらく入り口でウロウロしてから、そっと覗くようにドアを開ける。

 

通してくれたのはテーブルの片づけをしていた女性店員だった。

白い割烹着がよく似合う。

わたしはこの店でまぐろを食べようと決めていた。

もちろん客足が途絶えそうな時間帯を狙った。

 

まぐろ丼を注文する。

 

「バスで来たの?」

「、ツルギザキから歩いてきました」

 

「ちょっと、ケンザキから歩いてきたんだって」

 

厨房に向かって店員が声を張り上げる。

地元の人はケンザキと呼ぶらしい。

そしてひと通り労ってくれた後に、

 

「これ食べて、サービス」

 

と揚げたてイカゲソのから揚げを持ってきてくれた。

これが熱々で柔らくて

 

美味しい。

それでいて弾力があって、揚げていても鮮度を感じることができた。

 

ほどなくしてまぐろ丼も運ばれてくる。

味噌汁やまぐろの佃煮などの小鉢もついてきた。

磯の香りが湯気にのって食欲をそそる。

 

まぐろ丼は赤身のヅケとわさび、細切り海苔の相性が最高だった。

丼ぶりがさっぱりしているから、佃煮の濃い味に箸も止まらなくなる。

するとここで、またもや小鉢が。

 

「まかないで作ったからおすそ分け」

 

と、まぐろのステーキまで食べさせてくれたのだ。

こちらも焼き立てで、これまた火の通り具合が絶妙な一品だった。

 

時刻は午後二時過ぎ。

普段はお昼を食べない生活だが、あっという間にたいらげてしまった。

 

先ほどの女性店員たちは少し離れた席で、わいわいとまかないを囲んでいる。

帰り支度していることに気付くと、また一言二言声をかけてくれた。

 

わたしに対しても気さくだった。

だから精いっぱいの感謝をこめて、できるだけ大きな声で

 

「ごちそうさまでした」

 

と言い、厨房にも手を振った。

 

 

 

三浦半島一周歩き旅。

エクストララウンドはこうして無事ゴールを迎えることができた。

距離は 15.3km、約六時間をかけて歩いた。

 

これで本当に一区切りついたのかと思うと「家に帰りたくない」という気持ちが湧いてきて、我ながら本当にびっくりした。

 

でもまたここに、帰ってくるだろう。

帰ってきて、今度は「まぐろカツ」を食べてみたいと思っているのだ。

 

 

【エクストララウンドのルート】

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